笛の音と琴の調べ

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成化十四年最終回48話感想とドラマ完走記

48話最終回感想

周皇太后は万貴妃に「陛下を頼んだわよ」と送りだす。物乞いの子達が歌い出すと、それに反応する青歌。

隋州は武安侯を訪ねる。誰だっけ?と思っていたら、物語最初に出てきた優秀な次男がボンクラな長男を殺したあの父親か。「人生は多事多難、意のままにならぬのが天の理です。唯一己の道だけは自ら決断できます」「国法は欺けぬ」と説く隋州。

牢にいる汪植を助けに来た女性。しばらく分からなかったが歓意楼の女将か!凄腕なのね。池子は物乞いの子かな?

青歌は教坊司で女将が手に入れた。父の劉清は土木の変後、兵部に異動となり、于謙を支えて都を守り、毛福寿と苗民の乱も鎮圧、文武に秀でた人物で帰京後に刑部右侍郎に昇進。剛直で万安の不興を買って四川に左遷となり、45歳で世を去った。

《改四川参政自述》
一封诏下九重天,台省诸公尽左迁。
自笑风流老参政,画船萧鼓下西川。
一封詔下る 九重の天、台省の諸公 左遷せらるる。
自ずから風流に笑ひ参政に老せん、画船蕭鼓 西川を下る。

唐泛は青歌に、青歌の父親は「通州に左遷となった自分と同じに、心ならずも権力から離れたとはいえ、多くの雑念から解き放たれ、明が必要とする時は戻ったはず」と説く。青歌は唐泛に父親を重ねていた。

丁容が帽子を被ろうとすると、そこへ汪植が。丁容はホントに謀反だったんだ。被る時にちょっとひっかけるの、手慣れない感じが出ている。そして賈逵も生きていた~。

万通は隋州が来た時から嫌いで、周皇太后の回し者認定していた。禁書を置いたのも、偽隋州の存在も知っていたと白状する。……しかし薛陵とでは体型チガウと気が付かない?

あっさりと成化帝と李子龍は対面。護衛もなしですか。青歌が陛下を助けに来た。

応援の少ない陛下側。東華門へ娘子軍、参上~。弓の達人達も陛下を援護、オシュ・テムルに斬られる万貴妃、陛下と万貴妃の回想が流れる。

そこへ高将軍、なんと素手の勝負!剣の鞘の所が面白い。隋州が連れてきた倭寇兵も襲いかかり、冠が落ちた李子龍はついに絶命。陛下を救ったのは女性であったり異国人なのがなんとも。青歌が義父でなく唐泛=父に付いたのが大きかったのね。


後日談。高義はオシュ・テムルとオイラトへ。オイラトの首領ボロナハルは和平を願う。

万安は郷里で隠居、なまぬるくないか~。
尚明は下働き……って袁春望@瓔珞みたいね。
万通は姉に叱られ、昌平で馬飼いに。万通の声がなんとも言えない(笑)。

汪植は、督軍(地方の軍政長官)として河套(かとう)へ。汪植の見送りには檻の中の丁容もおり、一緒に連れて行かれるらしい。「長年付き従っていた者ゆえいないと落ち着かぬ」って、17歳でしたよね?汪植と丁容の持ちつ持たれつな仲が続くのかな。

万貴妃からの賜わり物。あの杯とは思ったが、千羽鶴も入っていたのがニクイ。そして流れる「菩薩のお姉さんですか?」の回想。この回想場面、好きだなぁ。そして万貴妃の教え通り、生き抜くために笑顔の汪植。

唐泛に衣をかける隋州。そしていつもの食卓風景。裴淮が帰るなり「西北の村で奇病が発生した。西域の黒死病に似ているが怪しい。病を利用した殺人かも」に、皆は立ち上がる。そして唐泛のアップ。最後まで食事は途中だった。
(完)

BTSは、制作編Part3。高難度な撮影をするカメラマン。130日間の日々。5月21日クランクアップ。江湖再見。

 

成化十四年完走記

終わってしまった~。終わってしまえば、どのキャラも憎めない味があって、また会いたくなる

中国版ホームズという触れ込みではあったが、推理が解決しても切なくなるばかり。どちらかというと時代劇ならではの人情モノの物語であり、思えば唐泛はお役人なワケで、日本で言えばお白洲でなされる大岡裁きに近く感じた。

意外と良かったのが、頭脳派で熱い唐泛と、武闘派な隋州という王道の二人に、清濁あわせのむキレ者な汪植がタッグを組んでいたことであった。ラスボスとなってもおかしくない汪植が仲間ながらも少し距離のある位置にいて、しかも一番年少というのがこのドラマの面白さに繋がっていた。

汪植が年少ゆえ、少年少女な冬児や乞食達とのやり取りも和むし、裴淮&唐泛姉や賈逵やウユンプラガの頼りになる役どころも良かったし、万貴妃も母性あふれる一方で、いざという時には甲冑姿にもなるという凜々しさが素敵。

私の中でのクライマックスは王憲と固安郡主の物語。見ると泣けるボタンが押されるような思いである。

そして地味に引きずったのがドゥルラのこと。中国ドラマでよくある反対勢力に加担したが為に殺されるとか、主人公達を助けるために犠牲になる、という位置ではないように思えたので、もしかして生きてるんじゃないの?という思いをしばし抱いていた。唐泛とそれぞれの言葉を教え合っていた星空の場面が好き。

最終回に向けての話は割とゆるかったので原作は知らないが、これならばドゥルラも馬車から落として意識不明の状態で終盤まで引っ張り、意識が回復して、皆でめでたしめでたしでも良かったのではないかとも思っていた。

隋州がPTSDを患い苦しんでいたり、ラスボスが李子龍なのもどこか憎めない。有能な丁容さんの裏切りは意外だったな。

主人公の唐泛は一貫として変わらない所にいる中、周りの人がどんどん成長や変化していくと、周りのキャラは魅力的に感じるがその分、中盤主人公の影が薄くなる思いはあった。このあたりの按配が難しいところか。そんな中、唐泛の女装やオイラトや乞食衣装などの方が美しさが冴える官鴻の魅力は光っていたし、女優さんの男装も決まっていた。

そして隋州のようなキャラならばそういう展開にはならないよね、というブロマンスがほのかに見えたのは、原作がBL小説ならではかな、とも思ったり。

思えば古装劇でも、空を飛んだりする仙侠でも武侠でもないドラマを見るのは久しぶりなような。最後まで料理も美味しそうだった。そしていつも完食しない。
皇宮も出てくるがさほどシリアスになる事もなく、ほんわかと楽しめた中国人情時代劇で楽しめた。

 

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外部サイト

 

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