陳情令漬けの日々で、陳情令に出演した役者さんに勝手に親しみを感じてしまう今日この頃。WOWOWシネマでシャオ・ジャン(肖戦)が出演していると知り、早速観てみた。
ジャンルとしては、ギャグ・スパイアクション映画とでも言うのだろうか。
ちょいちょいギャグを入れながら、スピード感あふれるアクション場面の連続で、盗まれた生物兵器を巡りストーリーが進んでいく。
冒頭のヘリコプターにぶらさがる人間ピラミッドが、この先の物語の展開を感じさせてくれている。
中国/ハンガリー合作映画(2019年)だけあって、ブダペストの街並みがとても美しい。そしてミラ・ジョヴォヴィッチはさすがの存在感であった。
アクション・ロケ映像・役者が揃っている一方で、脚本との釣り合いが取れていない印象である。
主人公は高所自撮りをライブ配信(中国ではルーファーと言うらしい)しており、それがいつしかスパイ活動に巻き込まれていく。ダレン・ワン(王大陸)が演じており、役回りもあってか、何となく賀来賢人みを感じさせる。
われらがシャオ・ジャン(肖戦)は、映画開始10分位に登場。主人公の背後で、シャオ・ジャンが斜め倒立からクルッと起き上がるあの場面は、なかなかの体勢であった・・・。
香港の超高層ビルの避雷針を、どちらが早く登れるか、主人公の競争相手である。身のこなしも軽やかに先端に辿り着くが、雷雲が近づき、主人公が落ちて・・・といった一場面。
シャオ・ジャン自身はバンダナ姿で、陳情令より若く初々しい感じ。
役名は、アカウント名の「フェニックス/没脚的小風/Footless Phoenix」。
あの高層ビルは香港島側のセントラルプラザ(中環広場)ですね、香港へ行きたくなる眺めである。
映画のタイトルである「素人工作」をそのまま訳すと、"アマチュアのスパイ”と言った所だろうか。2020年12月31日までWOWOWオンデマンドで放映中。
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