これは全く先を知らずに見たほうが楽しいドラマなので要注意。ネタばれ感想になっています。全16話ということもあり展開は早いドラマ。
5話感想
ヨンジュ検事はカムジャタンがお好き。豚骨肉とジャガイモのピリ辛スープ。検事の事を令監様(ヨンガム)と言うのね。元は朝鮮王朝官職の名前とな。事故を起こした運転手は、元ハンジュファッション工場勤務。
ヨンジュなミナが次男ソンウンへの切り返しに隙を与えぬ瞬発力とすらすらしゃべる話術から、自分を詐欺師と思っているのも愉しい。恋愛経験ゼロのリアクションと自己分析しているのにも笑っちゃう。関連会社の決済も法の知識で対処し、詐欺にも詳しいのだ。
アン検事は地方のソピョン支庁にいるのか。持たざる者が目立つにはと、首席合格し支庁の小銭稼ぎで上を狙っていたヨンジュ検事。画廊へ行っている時の長女ソンヘのタータンチェックの服が好きだな。この画廊の美術館、見たことあるような気がするんだが。
シュレディンガーの猫は、箱の中の猫は蓋を開けるまで生きているか死んでいるかわからない。オーストリアの物理学者による量子力学の思考実験らしい。ヨンジュは「結論が出るまで誰もが善人か悪人か分からない、それまでは判断したらダメよ」とアン検事に答える。
刑務所にいる男性がヨンジュの父ミョンシクで放火犯。
6話-8話感想
思ったよりも早くヨンジュ検事の正体が身近な味方にはわかり、自身の記憶も戻ってしまった。
高校時代に会っていたミナが実はヨンジュで……と、最初のエピソードに次々に話が付け加えて繰りだされ、「実は…」という展開を示す物語。病院服に見えて下は祖母の事故時のジャージ姿だった。
この高校時代のふたりヨンジュ(キム・ドヨン)とスンウク(ヨンフン)が清々しく可愛くて好き。
権力にすり寄っていたかに見えたヨンジュ検事も、実は祖母をひき逃げした犯人を追おうとリュ・スンドク検事長に近付いていた。なかなかの復讐潭。
財閥ハンジュの内情がドロドロすぎる。そして長女ソンヘをも乗っ取る父親ハン・ヨンシク会長のやり口を見ていると、これは父親が一番あかん奴かと、ソンヘにちょっとだけ同情的になる。
トリックスターかと思っていたイ・ボンスクをひとまず手中におさめたヨンジュ検事。この辺りもスカッとしたな。
敵とも味方ともつかないキム理事がイイ味を出している。
内部告発にと出てきた英・国・数な検事たちも面白い。中央地検の影である、家庭内暴力や性犯罪を担当しているらしい。その内の一人が早速電気屋さんで役立っているのだ。そして彼らが差し出したのは、kwangdong Vita500のエナジードリンクだった……。
アン検事がスンウクと水面下で火花バチバチしており、ヨンジュ検事を好きだったのね。温度低くてでも有能で理解しているところが好感持てる。
ヨンジュがスンウクの靴紐を結んであげたり、ドライヤーで乾かす姿はなんだかペットを乾かしているかのような感じ。
第6話でヨンジュとスンウクが缶ビールでスンウクの誕生日をお祝いしているところ、緑で三角マークに大きなTの文字が入っているのが気になったら、JINROのテラビールだった。韓国ドラマもCMがばばんと入るのね。
テレビでニュースにもなっているだろうし、ヨンジュ検事とミナのふたりが似ていると検事側の人は気付いても良さそうだろうと思うが、まぁそこはドラマですしね。面白いから良いのだ。
外部サイト
|
|
|