『天官賜福 壹』の漫画単行本(天官赐福 壹)が、bilibiliでは2021年12月11日、書店では12月14日に中国で発売となった。
これは現在Webコミックで連載されている漫画『天官賜福』が書籍化されたものである。中信出版より発売され、簡体字版。
クリスマス前に届き、なんだかサンタさんからのプレゼント気分~。
天官賜福漫画本
Web版天官賜福コミックはとにかく色彩が美しく、それが単行本となりワクワクしたが、その期待を裏切らない美麗さ!
サイズはA5版(A4ファイルの半分)と、小説『魔道祖師』より大きく、コミック本『魔道祖師』より小さく、タイ版『魔道祖師』位の大きさ。表紙カバーは太子殿下で題名は金の箔押し、カバーを取ると白地本に黄字となっている。
紙質がしっかりしていて、アニメ魔道祖師設定集よりも紙は厚く、本の厚さは2cm。234ページフルカラーで落ち着いた色合い。とにかく美しく、建物など背景のある場面は画集のようでしばし見惚れていた。
漫画は序章から第7話までで、話としては少年が人面疫とわかる、アニメで言えば第3話まで。なので三郎の顔はお目見えしないが、ふたり手に手を取るあの場面はしっかりある。冒頭の太子殿下や、銀蝶が舞う場面が秀逸なのだ。
漫画本『魔道祖師』はアメコミ感があったが、漫画本『天官賜福』は小説のカラー挿絵が単行本になった感じ。コマ割りも大きめ。
簡体字版ではあるが、アニメを見ている人ならばアニメの吹替が思い浮かぶので、イラスト集と思って眺めるのも良し。コミカルな場面も入っている。
秀麗なイラストの太子殿下、霊文、南風、扶揺が楽しめ、ちらっと出てきた裴宿もカッコイィ。見入っていると幻想的な世界に浸れます。
しかしコミック版魔道祖師でも思ったけれど、連載分が単行本化されたら、いったい何冊になるんだろう?1巻は約580gというずっしりした重さ。
そして左綴じの左開きなのはやっぱり慣れない……。
封入特典
封入特典には、Q版角色贴纸、限定版银蝶书签、绘师印签が付いているようである。
ちびキャラシールも可愛い。
しおりは、銀蝶のイラスト(裏表紙と同じ)な厚紙しおり。
見開きに、絵師STARremberの直筆サインが印刷されている。
Webコミック漫画
英語タイトルは「Heaven Official's Blessing」。哔哩哔哩漫画プラットフォームにて、2019年10月19日~現在も毎週土曜日に連載中。コミック本化はしていない。私の中の天官賜福はコミック冒頭がイメージとなっている。
- 脚本:墨妃
- 作画:STARember
- bilibili漫画(第18話までは無料公開 海外サイトです)
もちろん日本語で読めるに越した事はないが、魔道祖師コミックでも言ったが、この限られた吹き出しのスペースの中で日本語訳にするのは難しいとは思われる。画集代わりにもなるので、絵が好きな人にもお勧めである。
外部サイト
|