#山河令登頂もトレンド入り!トレンド2位になってた~@深夜3時
35話 痴心妄想
1.曹蔚寧が莫懐陽に言う
誓いは必ず守るよう
言必信 行必果
曰:“敢問其次。”曰:“言必信,行必果,硜硜然小人哉!抑亦可以為次矣。”
子貢がまたおたずねした「またその次にくる条件をお教えください」先生がいわれた。「ことばにけっして偽りがなく、行動は常に思い切っている。かちかちの小人ではあるが、それでも次ぎにおくことができるだろう」
貝塚茂樹「論語」1973 中公文庫
子貢が孔子に「士」の条件を尋ねたもの。これは3番目に答えられた士の条件である。
2.曹蔚寧がつづいて言う
今後 妻を立ち返らせ 正義を貫きます
我以后定帯着媳妇懲悪揚善
『易経 大有』
火在天上,“大有”。君子以遏惡揚善,順天休命。
火は天の上にあり、大いに処有する。君子は悪をとどめ善をすすめ、天のおおいなる命に順う。
「遏悪揚善(あつあくようぜん)」は四字熟語。悪をとどめ善をすすめる。「火天大有」の卦。行為が白日の下に晒され評価を受ける。徳あらば望みが叶う。正確には曹蔚寧は「懲悪揚善」と言っているのだが、この場面やこれからを示唆しているようでもあり紹介してみた。
3.周子舒が言う
人事を尽くして 天命を待つ
盡人事 聽天命
清 李汝珍『鏡花縁 第六回』
仙姑豈不聞‘小不忍則亂大謀’?又諺雲:‘盡人事以聽天命。’今仙姑既不能忍,又人事未盡,以致如此,何能言得天命。
ことわざ。
35話感想
莫懐陽が不穏すぎて、曹蔚寧の顔から手を離さないのに嫌な予感しかなかったら、ホントにそうなった。そこからは早くふたりとも来て~だった……。そして、温客行が顧湘に「兄と呼べ」には、涙腺が~~~。ここへ来て「哥~」って……。前回の周子絮への「周おじ上、子舒兄さん」呼びはこの布石だったか……。
蝎王がまだ絡んできたか、敵にまわすと厄介な人物。そして趙敬の敷物が「虎」感があるのにニヤリ。于丘烽が柳千巧を庇う、でも柳千巧は孟婆湯を飲んでいるので覚えておらずに于丘烽を刺すものの、とどめは躊躇していると刺されてしまう……。姐さん~~~。
しかし莫懐陽もなかなかにしぶとく強い。武庫をなにがなんでも欲しいというよりは、清風剣派の名節が汚れるのを嫌ったのか? 優しい范懐空を手にかけているのも許せん。
温客行は莫懐陽と相討ち。ここでもなんで周子舒が来ないんだ~と歯がみしていたら、ようやく来た。蝎王に日なたぼっこしていると微笑んで言う温客行。日なたぼっこは周子舒との幸せの証。蝎王、ふたりに「一蓮托生」と言うの二度目のような。そしてちょっと羨ましい?
温客行は周子舒に手を伸ばし、「お前には光が宿っている」と言う。まさに1話-2孔融の【天窗通冥室】のごとく、天窗の周子舒から冥室の温客行まで光が差し込むこの構図。思えば1話冒頭で周絮が日なたぼっこしており、左頬に傷があった、その対句。そして連理の枝か。手が触れた…ように見えたのに、あれ?触れてないの?
十大悪鬼の皆さんはナレ死……。艶鬼の死に反応する蝎王、好きよ。
横たわっている温客行の元を訪れる顧湘。ここは黄泉の国か?両親にも会えたんだね。「兄さん、どうか体を大事にしてくださいね」にも泣ける~~~。
次回はもう最終回じゃないか。一体、どうなるんだ!
36話 天人合一/もう一つの結末
1.周子舒が張成嶺たちに話す場面の扁額「夫天地者」
唐 李白『春夜宴桃李園序』
夫天地者万物之逆旅也;光阴者百代之过客也。而浮生若梦,为欢几何?a.古人秉烛夜游,良有以也。况阳春召我以烟景,大块假我以文章。b.会桃花之芳园,序天伦之乐事。群季俊秀,皆为惠连;吾人咏歌,独惭康乐。幽赏未已,高谈转清。开琼筵以坐花,飞羽c.觞而醉月。不有佳咏,何伸雅怀?如诗不成,d.罚依金谷酒数。
14話-9で趙敬が「浮生 夢のごとし」と言っていた。その14話-4では、葉白衣が「少年の日はとどまらず、また新たな少年は現れる/難留少年時 総有少年来」北宋 柳永『少年游』とも言っていた。
またこの詩の情景が、今までの劇中での光景と重なる部分がある。
aは36話で灯火を付けていたのを思い出すし、bは若き五湖盟の宴、cは周子舒や温客行が月下に酒を飲んでおり、d罰杯の場面もあった。まさに「天地は万物の逆旅」を感じさせる。逆旅(げきしょ)は、旅人が泊まる宿の意。
2.周子舒が晋王を取り巻く状況について語る
その地位を狙う者は多い
但是身辺的人同样也虎視眈眈
『易経 頤』
六四:顛頤吉,虎視眈眈,其欲逐逐,無咎。
「山雷頤(さんらいい)」の卦。養うこと。周子舒が「晋州軍という猛虎は俺が育成した」とも言っている。ここでは晋王のことを話してはいるが、蝎王が趙敬を養っている姿も連想される。
3.周子舒が張成嶺に伝える、師匠の言葉でもある。
仁義に生きる侠客は 国と民に尽くせ
侠之大者 為国為名
你聪明智慧过我十倍,将来成就定然远胜于我,这是不消说的。只盼你心头牢牢记着“为国为民,侠之大者”这八个字,日后名扬天下,成为受万民敬仰的真正大侠。”
お前は俺より十倍も頭がいい。いずれ俺を遥かに凌ぐだろうが、そんなことは言うまでもないさ。ただ『国のため民のためが侠の中の侠』だというのを忘れず、いずれ天下に名を揚げたら、万民に慕われる本物の大侠になってくれ。俺が望むのはそれだけだ。
金庸「神雕剣侠 第三巻」2000 徳間書店
金庸作品の中でも有名な言葉で、『射雕英雄伝』の郭靖が『神雕剣侠』の楊過に伝えた。宋の襄陽城をモンゴル軍に攻められ民を守っている場面。
襄陽城は湖北省に位置する三国志にも出てくる要所である。戦火の中生まれた郭靖の次女郭襄はこの地名にちなんでいる。最近では映画「你好、李焕英』の舞台にもなった。
この台詞と状況はおぉぉ~となった。いわば次世代を受け継ぐ者に志を伝える場面。秦懐章から周子舒へ、周子舒から張成嶺へ「侠」を継承していく熱い言葉!
4.周子舒が七爺たちに告げている
君を千里送るとも 終には別すべし
送君千里 終须一別
元 無名氏『馬陵道 楔子』
哥哥,送君千里,终有一别,哥哥你回去。
兄さん、千里見送られても、最後には別れがある。ここで帰られよ。
成語。別れの名残を惜しむ言葉。
『水滸伝 第二十三回』
武松挽住宋江说道:“尊兄不必远送。常言道:‘送君千里,终须一别。’”宋江指着道:“容我再行几步。兀那官道上有个小酒店,我们吃三钟了作别。”
武松は宋江をおしとめて「兄貴、もうこのへんで結構です。ことわざにも君を送って一千里、されどいつかは別れあり、というじゃありませんか」宋江は指さしながら、「もうすこし行かせてもらおう。ほら、街道のあそこに小さな酒屋がある。あそこで二三杯飲んで別れましょう」
駒田信二「水滸伝2」2005 筑摩書房
武松はこのあと宋江と義兄弟となり、虎退治を行う。武松の虎殺しが有名。風の起こるところからは虎が出る。虎はうしろにまわられるのを苦手とする。三手をしくじるとその勢いはそがれてしまう。殴り殺した。とある。
『山河令』で「虎」は龍孝の場面でも用いられており、趙敬の虎とおぼしき敷物、晋州軍を虎と評してもおり、人を苦しめるもの、というものの象徴なのかな。
『三十六計』には、「調虎離山」という策があり、これは相手を根拠地からおびき出す戦術を指す。
第十五計「調虎離山」虎は山奥に潜んでいて、なかなか人前にその姿を現しません。そのようなときは、利益をちらつかせて山奥から誘い出し、その虚をつく必要があります。湯浅邦弘「孫子・三十六計」角川ソフィア文庫
32話で周子舒が釘を抜く前に「獲物が揃ったのに狩人はどこだ」と言う場面で連想しており、この虎が何を指すのかと期待していた。そして武松が虎退治をしたように、周子舒も討伐に赴く。
燕青道:“送君千里,终须一别。不必远劳,后图再会。”
燕青は言った「君を送ること千里なるも終にはすべからく一別すべし。遠くまで送る必要はありません。またお会いすることもあるでしょう」。
燕青が許貫忠と別れる場面。
清 文康『児女英雄伝 第十回』
送君千里,终有一别,我也不往下送了。
どこまで送って行っても切りがないから、あたしはここで失礼するわ。
立岡祥介「児女英雄伝」1971 平凡社
十三妹が金鳳に別れを告げている場面。
5.七爺が周子舒に言う
雲をつかむような伝説だぞ
本来就是一個虚無縹緲的伝説
忽聞海上有仙山,山在虛無縹緲間。
聞いたのは海の上にある仙山のこと、その山は虚無で果てもなく広がっている所にある。
海の上ではなく、雪の中にありましたネ。
6.周子舒が去り武庫へ向かう
青山 改めず 緑水 長流する
青山不改 緑水長流
唐 白居易『離別』
深秋時節話別離,冷風瑟瑟葉滿溪。
胸中無限慷與慨,轉身欲語淚沾衣。
青山不改水長流,明月依舊星漸稀。
天長地久有盡時,此恨綿綿無絕期。
7.温客行が武庫で周子舒に言う
死を恐れないんだろ
你不是視死如帰吗
『韓非子 外儲説左下』
三軍既成陣,使士視死如歸,臣不如公子成父。
三軍は既に陣をなし、士が死に臨んでも恐れさせず、臣は公子成父に及ばない。
そしてここで阿絮が返す言葉が名台詞。
お前と会えたしな
之前不是没遇見你吗
日本語だとサラッとしているが、お前と会えたから生きていたい、という意味よね。同じ「不是~吗」で答えているのも良き。
8.温客行が葉白衣について語る
不老長寿を捨ててでも
他是即便不要長生不老
『太上純陽真経 了三得一経』
天一生水,人同自然,腎為北極之樞,精食萬化,滋養百骸,賴以永年而長生不老。
9.張成嶺師匠が子弟たちに説く場面の扁額
萬古長青
元 無名氏『謝金梧 第四折』
也论功增封食邑,共皇家万古长春。
成語。崇高な精神や厚い友情は永遠につづくの意味。
10.その柱の対聯
試数交遊看花 方驚笑語稀草
宋 左緯 『春晩』
池上柳依依 柳边人掩扉
蝶随花片落 燕拂水纹飞
试数交游看 方惊笑语稀
一年春又尽 倚杖对斜晖池の上に柳が寄りかかり、傍らの門扉は閉ざされている。
花弁が落ちるに蝶が舞い、燕が飛んで波紋を起こす。
友と一緒にたびたび楽しむが、そんな友も稀となってしまった。
また春が来るが、杖によりて西日さしこむ。
11.温客行が周子舒に言う
兵は詭道なり
兵者诡道也
『孫子兵法 計篇』
兵者,诡道也。故能而示之不能,用而示之不用,近而示之远,远而示之近。利而诱之,乱而取之,实而备之,强而避之,怒而挠之,卑而骄之,佚而劳之,亲而离之。 攻其无备,出其不意。此兵家之胜,不可先传也。
戦争は、しょせん、だまし合いである。たとえば、できるのにできないふりをし、必要なのに不必要とみせかける。遠ざかるとみせかけて近づき、近づくと見せかけて遠ざかる。有利を思わせて誘い出し、混乱させて突きくずす。充実している敵には退いて備えを固め、強力な敵に対しては戦いを避ける。わざと挑発して消耗させ、低姿勢に出て油断をさそう。休養十分な敵は奔命に疲れさせ、団結している敵は離間をはかる。敵の手薄につけこみ、敵の意表をつく。これが勝利を収める秘訣である。これは、あらかじめこうだと決めてかかることはできず、たえず臨機応変の運用を心がけなければならない。
守屋洋「孫子の兵法」1979 産業能率大学出版部
「迷いなく果断に剣を出して貫け」と言う周子舒に対して、温客行は「変幻自在に繰り出せ」と言う。それぞれの得意技であり生き方。続く孫子の文言には劇中で温客行が弄した策が述べられているような。
36話感想
冒頭の赤い金魚2匹に黒い金魚1匹はなんだろう? 周子舒と温客行と誰?
晋王が『陰陽冊』を得て復活するのを阻止したい周子舒。そこで七爺と晋王は沙陀族や節度使の末裔で、かつては拓掲の王族に隷属し、先祖は宝庫を残し天下太平の秘密があるという伝説が語られる。ここへ来て武庫の秘密に、周子舒の父親が関わっていたことが判明。前晋王が周子舒の父親を殺したのは本当だったのか。
そして舞台はいきなり雪山へ。パックリ割れ二つの頂の不思議な形をした山である。鍵を開ける役は段鵬挙だったので、仕掛けでやられるのかと思っていたら、偽の鍵だったという……。瑠璃甲の揃った形もようやくわかる。張成嶺の持っていたのは真ん中部分ね。そして周子舒が飛んで現れ、段鵬挙を一撃で倒す。すると雪崩が起きて、温客行が現れる。
え?どうなってるの??本物???周子舒にあげた簪を鍵に変えて、ふたりは武庫の中へ。簪はそういうことだったのか!幼い温客行の簪がクローズアップされる回想は深刻な場面なのに、「ココ」と矢印が入りそうなコメディ調なのが笑えた。
葉白衣センパイは約束を守るお人。「私より先には誰も死なせぬ」と最初から最後までカッコ良く頼もしい。温客行は六合心法で復活していた。
『陰陽冊』も足元に転がっており難なくGet。平安銀荘に火薬を頼んだという事は、あの雪崩は周子舒が仕掛けていたのね。
周子舒は衡山派の『百変千幻雲霧十三式』を発見する。衡山派は金庸の『五岳剣派』の一つで、この技は衡山派三大絶技の一。『笑傲江湖』にも出てくるとか。
農耕に関する書の『斉民要術』もある。中国最古の農書で、北魏 賈思勰 (かしきよう) が著した。
天下太平の秘密の正体は、遊牧民が農耕を習得して自給自足の暮らしを送ることだった。うーん、むしろ農耕が発達して所有することから権力闘争や身分制度が強まったのでは??
六合心法を会得すると、極寒の地に住み続け、氷雪しか口にできない。俗世の料理を食べると老化が始まる。氷雪なのは水は仙人と言えど必要、摂食すると老化、なのは理屈に合っている気がする。ふたりは力を合わせて六合心法に挑む。
温客行の髪が白くなる。そして流れる今までの回想場面……。六合心法は自らを犠牲にした者から鍛錬した真気を受け取ってこそ生死の境界を越えられるとわかる。葉白衣の言うある者の犠牲とは、容長青なのか?…と思ったがどうやらそれはまた別の話らしい。
周子舒の目は覚め、温客行の手を握ったまま愕然とした様子である。最後にふたりが並び衣が広がる姿が、梅の花模様に見えなくもない。1話で郡主の衣も美しく広がっていたが独りだったのも思い出す。
武庫の山近くの山上にある新・四季山荘か?? 雪崩で趙敬や蝎王が亡くなり、毒蝎が江湖から消えたと語られる。毒菩薩達は生きてるのかも。そこへ念湘(刘美希)と呼ばれる師匠の娘と高小怜もあらわれ、師匠は成年張成嶺(赵晓坤)! 中国版はここでEDが流れて完。
アナザーエンディング
しかしWOWOWさんは、有料版彩蛋の「もう一つの結末/アナザーエンディング」も放映してくれた。
「ずっとお前と四季山荘で暮らせればいいが」の場面から、ED『天涯客』と共に今までの回想が流れる。
雪山で少年が鍛錬しており、周子舒が教えをほどこしている。この少年は温客行が小さくなったか、生まれ変わったの?と思っていたら、白髪の温客行があらわれた!光も宿しており、ふたり飛んで周子舒が温客行を追いかけている。周子舒は白衣装で、温客行が青い衣をまとっている。1話の衣裳の色が入れ替わっているのか。
そしてあれ?鄧寛?おまけに「お前の年頃の我が弟子より数段上」って、周子舒には他に弟子がいるの?成嶺?……にしては幼いし、あ、温客行のこと? え?ふたりは神仙になったの?ここは仙界? 疑問符がてんこ盛り。
初めは張成嶺と高小怜が結婚したのかと思っていたが、よくよく見ると「高姉さん/高師姑」呼び(結婚してたら師母よね)で、少年は鄧寛の子(王皓晨)なので、鄧寛が小怜と夫婦になったのかな。それぞれの子供か。鄧寛の息子くんの役者名を捜していたら、鍛錬していた技は秋明十八式というのも見かけた。英雄大会②を見たがいまひとつ分からん。これからが楽しみだ。どちらも「飯にしよう」と言っているのは仙人ではない人の証。最近の中国ドラマの最終回は何度も見ないと分からない。
そしてふたりは雪山で神々のおたわむれという名の手合わせ。
「江湖を築いた人に敬意を 夢の力でまた会おう」の文字。
ED。
(完)
最後の最後までめくるめく展開で、息つく暇もない。
そしてネタばれを避けるために見ていなかったOPとEDをようやく解禁し堪能する。見ていても良かった気はするが、EDに花嫁姿の顧湘が倒れた人を抱きしめる場面はあったのか。
張成嶺が自分よりも年長の師弟から大師兄扱いされる場面を楽しみにしていたのだけれど、師匠になっていたからまぁいいか。そして安吉四賢の生き残りの人が最後に出てくるのかと思ったけれど、そうではなかったのね。祝邀之も合流してるといいな。
もうひとつの物語では、生まれ変わった顧湘と曹蔚寧が再会する場面があるのかな、と思っていたけれど、あの子たちなんだろか? ただ名前を付けただけなのかな。
実は前回、34話をリアタイで見て、記事を書いていたら体調不良となり、寒くなった時期の深夜の視聴は、春夏だった『陳情令』の時とは異なるのだと実感していた。自分でもビックリ。しかも最近、顧湘たちのネタばれにも遭っており、35話で起こることが予想され高山病のごとくダウン。紫禁城ドラマに走っていた。
34話の「周子舒には知らされず釘を抜き、ひとり取り残された」ホウレンソウ問題。ドラマで一番この場面が重くのしかかっていたので、この必要性があったのか??という思いで35話を見ていたが、蝎王から温客行を取り戻すには必要だったか。そしてこの直前では釘を抜くには時間もない、と。
35話は「デスゾーン」と名付けたいくらいだったのだけれど、タイトル記事名だけでネタばれになりそうなので、酸素ボンベにしました。再登頂する山人は無酸素でも可能とか。
そしてついに山河令登頂!
放送週に漢詩と共に記事をアップするのはなかなかにハードでしたが、お蔭で見えた景色もあり、今はまだ興奮醒めやらず。記事も書かずに余韻に浸っていたい位でした。
登頂した眺めは光あふれる一面の雪景色でまぶしく
山頂では山人たちが御来光(コンサート)を待ち列をなす
そよぐ風は、永遠の知己がたわむれに舞っているからだろうか
WOWOW放送:2021年12月9日(木)深夜
▼鄧寛と高小怜の声優が、アニメ魔道祖師にも。
外部サイト
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▼山河令が表紙とか。